綿半HDの5月既存店は売上高・客数・客単価とも3ヶ月連続プラスで前年を上回る

■EDLP戦略が定着し食品や日用雑貨などの生活必需品が堅調

 綿半ホールディングス<3199>(東1)は9日、5月の月次売上状況(スーパーセンター事業17年5月度の速報値)を発表し、全店売上高は前年同月比128.5%で2015年4月から26ヵ月連続のプラスとなった。昨年11月にグループ入りした「綿半Jマート」が加わったことにより順調に推移している。なお、5月11日にスーパーセンター箕輪店内に誰でも自由に利用できるコミュニティスペース「Cotton1598箕輪ショー ルーム」を設置した。

 一方、5月の既存店の動向は、売上高101.8%、客数100.3%、客単価101.5%と3ヶ月連続プラスで前年を上回った。5月度の既存店は、日曜日が1日少なかったものの、EDLP戦略の定着により、食品や日用雑貨などの生活必需品が堅調に推移した。また、ゴールデンウィーク後半からの好天で、グリーン・園芸用品が好調に推移した他、酒税法改正の駆け込み需要でビール類が大幅に伸長。ミックスマッチ(複数販売による割引)によりペット用品や日曜消耗品も好調に推移した。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■内蔵インヒールで自然な足長効果、フォーマルからビジネスまで対応  青山商事<8219>(東証プラ…
  2. ■デュアル周波数対応で通信の安定性を確保  世界的なDX進展を背景に京セラ<6971>(東証プライ…
  3. ■リアルタイム文字起こしと自動要約で議事録作成を効率化  シャープ<6753>(東証プライム)は2…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■低PER・高配当利回り、不動産・銀行株が市場を牽引  3月の東京都区部消費者物価指数が前年比2.…
  2. ■新年度相場のサブテーマは「物価」?!  米国のトランプ大統領は、「壊し屋」と奉る以外にない。その…
  3. ■新年度相場の初動として注目される値上げ関連銘柄  4月予定の値上げは、原材料価格上昇や物流費増加…
  4. どう見るこの相場
    ■トランプ関税懸念も『総論弱気、各論強気』の市場展開  「トランプ・ディール(取引)」と「トランプ…
  5. ■名変更会社の局地戦相場の待ち伏せ買いも一考余地  今年4月1日以降、来年4月1日まで社名変更を予…
  6. ■あの銘柄が生まれ変わる!市場を揺るがす社名変更、次なる主役は?  「トランプ・トレード」が、「ト…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る