【株式市場】円安が再燃しほぼ全面高で今年最初の新規上場株も好発進

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは1万7942円33銭(289円65銭高)、TOPIXは1449.19ポイント(21.47ポイント高)、出来高概算(東証1部)は14億1796万株

チャート15 12日前場の東京株式市場は、為替が海外市場から1月初以来の1ドル120円台に入る円安となったため、トヨタ自動車<7203>(東1)旭化成<3407>(東1)武田薬品工業<4502>(東1)などが高値を更新し、日経平均は朝方331円28銭高(1万7983円96銭)まで上げて昨年12月につけた7年ぶりの高値1万8030円83銭に迫った。TOPIX、JPX日経400、日経JASDAQ平均も高値に接近した。

キヤノン<7751>(東1)が監視カメラなどのネットワークビデオソリューションで世界的大手に対する公開買付け(TOB)八票を好感して活況高となり、米投資ファンドの介入が伝えられたファナック<6954>(東1)は上場来の高値を更新。また、キーコーヒー<2594>(東1)一休<2450>(東1)ビューティーガレージ<3180>(東マ)など内需関連株にも高値更新銘柄が目立った。

本日は今年最初の新規上場銘柄・KeePer技研<6036>(東マ、売買単位100株)が登場し、10時35分に公開価格2120円に対し49%高の3160円で売買が成立し初値を形成。その後3325円まで上げた。自動車用コーティング製品などを製造販売し、認定施工者を置くコーティング店舗「キーパーLABO」も展開。

東証1部の出来高概算は14億1796万株、売買代金は1兆5578億円。1部上場1862銘柄のうち、値上がり銘柄数は1442銘柄、値下がり銘柄数は313銘柄となった。

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