アクロディアは年初来の高値、新株予約券の一部取得日が迫り需給改善など期待

株式市場 銘柄

■業績も今8月期は回復傾向を強める見通し

 アクロディア<3823>(東マ)は12日、3日続伸の一段高となり、取引開始後に17%高の440円(65円高)まで上げて年初来の高値を更新した。2016年5月に発行した第7回新株予約券の一部取得・消却を5月30日に発表しており、その取得日は6月13日(予定)。取得・償却後は潜在的な株式需給が改善することになり、これを先取る相場になったとの見方が出ている。

 発表によると、第7回新株予約権の割当先は法人・個人の合計3名。このうち2名分を会社側が買い取り償却する。これによる業績への影響はないとした。株価は16年6月の633円を高値に調整基調が続いているが、今8月期の業績は回復傾向を強める見通しのため業績期待相場の到来を意識して注目する様子がある。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る