クボタが年初来の高値、農業のIT化実践などに期待再燃

株式市場 銘柄

■前週末は富山県で最大級の農業法人に出資しICT活用などと伝えられる

 クボタ<6326>(東1)は13日、一段高の始まりとなり、取引開始後に1915.0円(64.5円高)をつけて約1ヵ月ぶりに年初来の高値を更新した。6月初にジェフリーズ証券が目標株価を2200円に引き上げたと伝えられたことがあり、前週末には北陸近畿クボタが富山県で最大級の農業法人に出資してICT(情報通信技術)の活用や新分野の開拓を目指すと10日付の本経済新聞・北陸地方経済面で伝えられ、注目が再燃してきた。

 業績は連結純利益が最高益に迫る水準で再拡大傾向の見込み。15年7月には上場来の高値2193.5円があり、これを意識しながら上値を指向する展開と期待する様子がある。(HC)

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