ペプチドリームは1対2の株式分割と通期売上高の上方修正を発表

■PDPSの非独占的ライセンス許諾契約件数、技術移行の達成件数が当初目標を上回る

 ペプチドリーム<4587>(東1)は13日、1対2の株式分割と通期売上高の上方修正を発表した。

 同社では、投資金額を引き下げることで、株式の流動性の向上を図るために基準日を6月30日として、1対2の株式分割を実施することを決議した。効力発生日は7月1日となる。

 また、同日、17年6月期通期売上高を当初の43億27百万円から4億73百万円上回る48億円に上方修正することも発表した。

 PDPSの非独占的ライセンス許諾契約を新たに1件獲得することを目標としいたが、16年7月に米国ジェネンテック社と契約し、さらに17年6月には塩野義製薬と契約することで、目標を上回る契約を獲得した。また、PDPSの非独占的ライセンス許諾契約の技術移行を1件達成することを目標としていたが、17年5月に米国リリー社及び米国ジェネンテック社に対する技術移行が完了したことで目標を上回った。これらのことが上方修正の要因として挙げている。

 なお、営業利益、経常利益、純利益については精査中としている。

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