【株式市場】主力株の足並みそろわないが材料株は強く日経平均は堅調に推移し小反発

株式

◆日経平均の終値は2万132円67銭(22円16銭高)、TOPIXは1611.34ポイント(0.96ポイント高)、出来高概算(東証1部)は15億3220万株

チャート5 23日後場の東京株式市場は、為替が引き続き円安気味に推移したものの、トヨタ自動車<7203>(東1)が軟調で日産自動車<7201>(東1)は堅調など、主力株の足並みがそろわず、日経平均は堅調に推移したが前場の高値2万152円58銭高(42円07銭高)を抜けずにもみ合った。東証2部指数とマザーズ指数、日経JQSDAQ平均は安い。

 後場は、引き続きセメント株が強かったほか、任天堂<7974>(東1)が一段ジリ高となり、ネオジャパン<3921>(東マ)は株主優待の導入発表が好感されて一段高。パスポート<7577>(JQS)は民泊法(住宅宿泊事業法)の今国会での成立を受けてインテリア雑貨などの需要に注目との見方があり急動意。

 東証1部の出来高概算は15億3220万株(前引けは7億3799万株)、売買代金は2兆114億円(同9458億円)。1部上場2022銘柄のうち、値上がり銘柄数は853(同865)銘柄、値下がり銘柄数は1005(同982)銘柄。

 また、東証33業種別指数は22業種(前引けは13業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、その他製品、その他金融、ガラス・土石、非鉄金属、機械、石油・石炭、証券・商品先物、などとなった。(HC)

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