【銘柄フラッシュ】enishなど急伸しタカタの民生法申請を受け芦森工業などが再騰
- 2017/6/26 17:19
- 株式投資ニュース
26日は、タカタ<7312>(東1)が朝、民事再生法の適用申請を発表してストップ安売り気配(50円安の110円)のまま大引けも値がつかず、一方ではエアバッグ事業の代替需要などが思惑視されて芦森工業<3526>(東1)が急反発の13.4%高。ダイセル化学工業<4202>(東1)は1.3%高だが戻り高値を更新。
enish(エニッシュ)<3667>(東1)は人気グループ「欅坂46」を起用した公式ゲームの発表が材料視されてストップ高の24.7%高となり東証1部の値上がり率1位。ジーンズメイト<7448>(東1)は制菌効果が抜群のナノテックTシャツ発売が注目されたほか、パーソナルトレーニングジム運営などのRIZAPグループ<2928>(札幌A)が資本参加してから値動きが活発化しており、同じくRIZAPグループが資本参加する銘柄の動意が目立つため思惑や憶測が広がったとされてストップ高の18.9%高となり東証1部の値上がり率2位。土木管理総合試験<6171>(東1)は引き続き道路や路面地下のビッグデータ共有システム開発などが材料視され2日連続ストップ高の17.3%高。
タツタ電線<5809>(東1)は東海東京調査センターが前週後半に目標株価を430円から620円に引き上げたとされて10.9%高。メディカル・データ・ビジョン<3902>(東1)は大規模診療データベースに基づいてグループ会社が開発した乾燥性敏感肌用スキンケアシリーズの7月発売開始に注目とされて5.6%高となり上場来の高値。ライドオン・エクスプレス<6802>(東1)は自動走行宅配ロボットの実現に向けて株式会社ZMP(東京都文京区)に出資とされて大幅続伸の6.4%高。
堀田丸正<8105>(東2)はストップ高の21.6%高となり、やはりパーソナルトレーニングジム運営などのRIZAPグループが資本参加してから値動きが活発化しており思惑再燃とされて大幅続伸。同じくマルコ<9980>(東2)も急伸高値の17.5%高、パスポート<7577>(JQS)はストップ高の19.0%高、夢展望<3185>(東マ)は7.0%高。
リミックスポイント<3825>(東マ)は日本経済新聞社「伸びる会社MIDDLE200」で2位とされて再騰しストップ高の23.1%高。トレイダーズホールディングス<8704>(JQS)は子会社みんなのビットコインの業務提携などの材料が再燃とされて急反発し12.9%高。フォーサイド<2330>(JQS)は中国・アリババ集団の電子決済サービス「支付宝(アリペイ)」を日本に導入との報道などが言われてストップ高の25.3%高となった。(HC)