【銘柄フラッシュ】岡本硝子など急伸し武蔵野興業とスバル興業は「歌舞伎城」開業効果に期待強まり急伸
- 2017/6/28 17:00
- 株式投資ニュース
28日は、タカタ<7312>(整理銘柄)が取引開始から42分後に約70%安の35円(75円安)で売買開始となり、安値は33円、終値は35円。東証が28日の売買から値幅制限を撤廃したため買い注文が入る水準まで一気に値を下げた。
enish(エニッシュ)<3667>(東1)は14.0%高となり、引き続き人気グループ「欅坂46」を起用した公式ゲームの発表が材料視されて前日までの2日連続ストップ高に続き大幅続伸。一部では、ネット上のマーケティングを実店舗への集客に結びつける「OtoO」関連銘柄との見方もあり東証1部の値上がり率1位。トランザクション<7818>(東1)は日本たばこ産業(JT)<2914>(東1)の電子たばこ「PloomTECH(プルーム・テック)」の取り扱い開始店舗など4本のIRニュースを発表仕手好感され10.5%高となり東証1部の値上がり率2位。ヒマラヤ<7514>(東1)は第3四半期の連結営業利益が前年同期比82%増となったことなどが好感されて7.9%高となり東証1部の値上がり率3位。
武蔵野興業<9635>(東2)は地元の東京・新宿で28日に訪日外国人客向け情報サービスや物販などのインバウンド観光ビル「歌舞伎城」がグランドオープンすることなどが思惑材料視されてストップ高の29.9%高。ビルの事業主体のビジョン<9416>(東1)は軟調だが同じく新宿地盤のスバル興業<9632>(東1)は3.7%高となって高値を更新。DNAチップ研究所<2397>(東2)はストップ高の16.1%高となり、がんに関連する遺伝子の一括検査を保険診療で可能にする方針を厚労省が固めたと伝わり思惑買い。
プレシジョン・システム・サイエンス<7707>(東マ)も厚労省ががん関連遺伝子の一括検査を保険診療で可能にする方針との報道が好感されてストップ高の15.1%高。マーケットエンタープライズ<3135>(東マ)は6月決算がアナリスト予想などを上回るのではないかといった見方があり出直りを強めて10.0%高。リミックスポイント<3825>(東マ)は子会社ビットポイントジャパンと中国の大手電子決済システムを取り扱うNIPPONPAY(ニッポンペイ)との提携が好感されて4.9%高と急反発。
岡本硝子<7746>(JQS)は採光型のソーラーシステムなどが注目されていきなり急進し21.1%高。トレイダーズホールディングス<8704>(JQS)は子会社みんなのビットコインが仮想通貨決済システムのベンチャー企業と提携したことが材料視されて14.4%高。リバーエレテック<6666>(JQS)は世界最小の水晶デバイスに関する期待が再燃とされて6.6%高となった。(HC)