日立金属が費用削減など材料に5日続伸し戻り高値を更新

株式市場 銘柄

■「IoTで費用200億円減」と伝えられてから連日上昇

 日立金属<5486>(東1)は30日、5日続伸の始まりとなり、取引開始後に%高の1578円(62円高)まで上げて戻り高値を更新した。引き続き、「パリ国際航空ショー」(第52回、6月19~25日)に出展した最新の工作機械が注目されたとの見方や、「IoTで費用200億円減」と24日に伝えられたことなどが材料視されている。

 費用200億円減は、「IoT」技術を活用して工場で効率的に生産管理する体制を整え、「モノづくりの無駄を省き、2019年3月期まで3年間の累計で200億円の費用を削減する」(日本経済新聞6月24日付朝刊)という。株価はPER15倍前後似すぎず、今後、利益水準が上がるほど割安感が強まることになる。(HC)

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