オンコセラピー・サイエンスが急伸、「月足」かなり強いシグナルと注目する様子も

株式市場 銘柄

■今朝「マイルストーン受領のお知らせ」発表

 オンコセラピー・サイエンス<4564>(東マ)は30日、飛び出すように急伸して始まり、取引開始後に10%高の311円(29円高)まで上げて2016年12月以来の300円台に進んだ。30日の朝、「がん特異的ペプチドワクチンS-588410第3相臨床試験進捗に伴うマイルストーン受領のお知らせ」を発表。金額は開示しなかったが、「第1四半期に事業収益として計上する」としたため期待が集まった。

 発表によると、塩野義製薬<4507>(東1)にライセンスアウトしているがん特異的ペプチドワクチン「S-588410」の食道がん患者さんを対象とした第相臨床試験について、平成29年6月29日に覚書に定める試験進捗に伴うマイルストーンが発生した。

 株価が大引けもこの水準を保って終わった場合、「月足」で24ヵ月移動平均、9ヵ月移動平均を同時に一気に上抜く形になり、経験則としては強い先高シグナルになるとして注視する様子がある。(HC)

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