【銘柄フラッシュ】比較.comなど急伸しヒアリ対策のサニックスや防衛関連の石川製作所なども活況高
- 2017/7/4 17:53
- 株式投資ニュース
4日は、このところ連日急伸してきたジーンズメイト<7448>(東1)や堀田丸正<8105>(東2)、夢展望<3185>(東マ)、ぱど<4833>(JQG)、パスポート<7577>(JQS)など、RIZAPグループ<2928>(札幌)が出資する銘柄が大波乱。いずれも取引開始から買い気配を上げ、一段高で値がついたと思ったら直後から急落し、途中で小戻す銘柄もあったが結局は大陰線を引いた。腕に自信のある資金集団が介入していると見られるため、各銘柄ともこのままで終わることはないとの見方だが、銘柄によっては中段もちあいを形成してから再騰を狙う持久戦もあり得る様子に。
芦森工業<3526>(東1)は引き続きエアバッグ事業拡大期待などで2日連続ストップ高の21.1%高となり東証1部の値上がり率1位。石川製作所<6208>(東1)は防衛関連株の代表格で、後場、北朝鮮が午後3時半に重大発表と伝えられてから上値を追い始めて19.6%高となり東証1部の値上がり率2位。サニックス<4651>(東1)は厚生労働省などが猛毒のアリ「ヒアリ」対策を強化と伝わり思惑買いが集まり15.3%高となり東証1部の値上がり率3位。
カネヨウ<3209>(東2)は介護関連設備や生活家電と寝装具を連携させる「IoT寝具」に注目とされて6月29日の急伸に続き一段高となり16.3%高。フマキラー<4998>(東2)は猛毒のアリ「ヒアリ」対策に関連すると注目されて8.8%高となり上場来の高値。
比較.com<2477>(東マ)は米国の宿泊予約システム企業との提携などが材料視されて2日連続ストップ高の25.2%高。燦キャピタルマネージメント<2134>(JQS)は不動産子会社の収益拡大などが好感されて12.8%高となった。(HC)