【銘柄フラッシュ】「ヒアリ」対策のフマキラーなど次々上げトレイダーズHDなども急伸

銘柄

 5日は、サクサホールディングス<6675>(東1)が出入国管理の効率化に向けて「顔認証」の自動化ゲートを導入との報道が連想買いや思惑買いを呼び16.4%高となって東証1部の値上がり率1位。フォーカスシステムズ<4662>(東1)は世界的なサイバー攻撃の再発懸念などに加え、典型的な三角持ち合いを経て再び上げてきたとチャート妙味も言われて14.2%高となり東証1部の値上がり率2位。サニックス<4651>(東1)は「ヒアリ」対策銘柄のひとつとされて12.5%高となり東証1部の値上がり率3位。

 「ヒアリ」対策では、兼松サステック<7961>(東1)も防蟻技術や地盤改良に実績があるとされて6.5%高。アサンテ<6073>(東1)は白蟻防除の大手とあって3.7%高程度だが3日ぶりに高値を更新。フマキラー<4998>(東2)は連日大幅高の7.8%高。ケミプロ化成<4960>(東2)は「ホーム産業事業」に「防蟻施工業者様向け商品」があるとされて7.1%高と大きく出直り、不二サッシ<5940>(東2)も関連製品があるのではとされて10.8%高。東邦金属<5781>(東2)は北朝鮮のミサイル飛来対策銘柄とされ、独自開発のフレキシブルタングステンシートが高温・放射線遮蔽、爆発物飛散防止カーテンなどに使えるとされて一時34.0%高まで上げ大幅続伸。

 インフォテリア<3853>(東マ)は社長が代表を務める一般社団法人ブロックチェーン推進協会が仮想通貨「Zen」を開始とされて急伸しストップ高の24.6%高。比較.com<2477>(東マ)は3日付で複数の宿泊予約サイトを一元管理できる『TEMAIRAZUシリーズ』などで世界有数の宿泊予約サイトAirbnb(エアビーアンドビー、本社・米国サンフランシスコ)と業務提携することが材料視されて3日連続ストップ高の20.1%高。マイネット<3928>(東マ)はブロックチェーンやAI(人工知能)活用ベンチャーのINDETAIL(本社・札幌)との業務提携などが好感されて17.2%高。
 
 トレイダーズホールディングス<8704>(JQS)は事業子会社のトレイダーズ証券などが仮想通貨に関連する材料を内包かとされてストップ高の37.6%高。ビーマップ<4316>(JQS)はJR東日本企画などとスマートフォン接触認証を応用する新事業などが材料視されて2日連続ストップ高の15.8%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
  2. ■長時間立ち仕事や長距離歩行の負担軽減、安全で快適な勤務環境を整備  日本航空(JAL)<9201…
  3. ■「ポケモンフォレスト」と「カヤツリタウン」2エリア構成、冒険とイベントを一体化  よみうりランド…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  2. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  3. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  4. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  5. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  6. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る