コシダカホールディングスが昨年来の高値、業績見通し増額と50周年記念配当など好感

株式市場 銘柄

■既存店、新店舗とも好調で営業・経常・純利益とも従来予想を7%引き上げる

 カラオケ店チェーンなどのコシダカホールディングス<2157>(東1)は6日、上値を追って始まり、取引開始後に6%高の3080円(183円高)まで上げて昨年来の高値を更新した。5日の取引終了後に第3四半期決算(2016年9月~17年5月累計、連結)を発表し、8月通期の業績見通しを増額修正したほか、8月期末配当に創業50周年の記念配当も発表。好感されている。

 8月通期の連結業績見通しは、カラオケ事業の既存店の増益や新店舗の好調推移などを要因に、売上高は従来予想を0.2%増額して552.23億円の見通しとし、営業利益は同8%増額して58.95億円に、純利益は同じく7.6%増額して29.0億円に見直した。また、記念配当は2円の見込みとし、8月期末の配当は普通配と合わせて18円の見通しとした。直近までの予想は16円、前8月期末の実績は17円だった。(HC)

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