吉野家ホールディングスは第1四半期好調で2007年来の高値

吉野家ホールディングス 9861

■営業利益は前年同期の4.9倍に大きく拡大

 吉野家ホールディングス<9861>(東1)は10日、急伸して始まり、取引開始後に1943円(104円高)をつけて2007年以来の高値を更新した。7日の取引終了後に第1四半期の連結決算(2017年3月から5月)を発表し、営業利益が前年同期の4.9倍に、純利益は同じく3.2倍に急増、好感買いが集まっている。

 アルバイト自給の上昇や社会保険の適用拡大などはあったが、Tポイントデータに基づくメニュー戦略や増収効果、売上原価の低減などが寄与した。2018年2月通期の業績予想は据え置いたが上ぶれ基調との見方が広がっている。株価も実質的に上値圧迫のない状態のため値動きが軽快さを増す可能性が言われている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る