【業績でみる株価】すかいらーくは調整一巡して上値試す、既存店堅調で17年12月期予想に上振れ余地

 ファミレス最大手で「ガスト」を主力業態としているすかいらーく<3197>(東1)の6月既存店売上は2.0%増と堅調だった。新規出店も寄与して17年12月期増収増益予想に上振れ余地がありそうだ。株価は大株主のベインキャピタルによる株式売り出しを嫌気する形で反落したが、調整一巡して上値を試す展開が期待される。

■17年12月期増収増益予想、第1四半期順調で通期上振れ余地

 17年12月期連結業績(IFRS)予想は売上高が16年12月期比3.0%増の3650億円、営業利益が同5.0%増の328億円、税引前利益が同3.6%増の300億円、親会社の所有者に帰属する当期純利益が同5.4%増の192億円としている。既存店売上1.5%増程度を想定し、新規出店約100店舗(閉店約20店舗)も寄与して増収増益予想である。

 そして既存店売上は6月が2.6%増、1月~6月累計が0.9%増と堅調に推移している。16年から継続的に実施しているメニュー改定効果などで客数が増加傾向であり、働き方改革で17年2月から深夜営業時間の短縮に順次着手している影響を吸収する。新規出店も寄与して通期会社予想に上振れ余地がありそうだ。

■株価は調整一巡して上値試す

 株価は、大株主のベインキャピタルによる株式売り出しを嫌気する形で年初来高値圏から反落したが、6月30日の直近安値1606円から切り返している。そして日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると26週移動平均線を回復した。調整一巡して上値を試す展開が期待される。(MM)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■従来比でCO2排出量を大幅削減可能な製造方法を実証  大阪大学、川崎重工業<7012>(東証プラ…
  2. ■NVIDIAの「HGX H200」を活用し、高度な計算力を提供  東北電力<9506>(東証プラ…
  3. ■関東・関西間で自動運転レベル2トラックの実証実験を2025年7月に実施  食品大手の江崎グリコ<…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■低PER・高配当利回り、不動産・銀行株が市場を牽引  3月の東京都区部消費者物価指数が前年比2.…
  2. ■新年度相場のサブテーマは「物価」?!  米国のトランプ大統領は、「壊し屋」と奉る以外にない。その…
  3. ■新年度相場の初動として注目される値上げ関連銘柄  4月予定の値上げは、原材料価格上昇や物流費増加…
  4. どう見るこの相場
    ■トランプ関税懸念も『総論弱気、各論強気』の市場展開  「トランプ・ディール(取引)」と「トランプ…
  5. ■名変更会社の局地戦相場の待ち伏せ買いも一考余地  今年4月1日以降、来年4月1日まで社名変更を予…
  6. ■あの銘柄が生まれ変わる!市場を揺るがす社名変更、次なる主役は?  「トランプ・トレード」が、「ト…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る