【株式市場】正午過ぎから円が強含みTOPIXは軟調だが日経平均は持ち直し小反発

株式

◆日経平均の終値は2万99円81銭(1円43銭高)、TOPIXは1619.11ポイント(0.23ポイント安)、出来高概算(東証1部)は17億3957万株

チャート15 13日後場の東京株式市場は、正午過ぎから円相場がやや強含んだため、前引けは堅調だったトヨタ自動車<7203>(東1)などが軟調に転換し、日経平均も値を消して始まり、13時にかけて36円11銭安(2万62円27銭)まで軟化する場面があった。TOPIXも軟化。しかし熊谷組<1861>(東1)などは前場から強く、日経平均も13時30分頃には小高くなり、そのまま小幅高でもみ合った。

 後場は、日本電気硝子<5214>(東1)が12日に発表した業績予想の増額などが好感されて一段ジリ高となり、ツインバード工業<6897>(東2)は13時に発表した四半期業績が好感されて急伸。農業総合研究所<3541>(東マ)は農産物の輸出拡大を目指した日本航空<9201>(東1)との提携や株式分割が好感されてストップ高。協立情報通信<3670>(JQS)も13時に発表した四半期業績が好感されてストップ高。

 出来高概算は17億3957万株(前引けは8億5209万株)、売買代金は1兆9815億円(同9228億円)。1部上場2022銘柄のうち、値上がり銘柄数は882(同975)銘柄、値下がり銘柄数は994(同855)銘柄。

 また、東証33業種別指数は16業種(前引けは22業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、空運、サービス、水産・農林、情報・通信、ガラス・土石、鉱業、化学、金属製品、鉄鋼、などとなった。(HC)

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