日本航空が続伸し戻り高値、農産物の輸出拡大支援など注目され「目標株価」も意識

日本航空 JAL 9201

■三菱UFJモルガン・スタンレー証券は4450円から4800円に引き上げ

 日本航空<9201>(東1)は14日、取引開始後に3625.0円(53.0円高)をつけて2日続伸となり戻り高値を更新。3月29日以来3ヵ月半ぶりに3600円台を回復した。直近の期待材料としては、12日付で日本の農産物の輸出拡大を支援する目的で農業総合研究所<3541>(東マ)グループとの提携を発表。格安航空との差別化につながると注目する見方もある。

 まず、8月から香港の契約スーパーマーケットなどに日本の農家の産直品を空輸する。また、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は12日付けで、想定旅客数の拡大が見込まれることなどを要因に日本航空の目標株価を従来の4450円から4800円に引き上げたと伝えられた。(HC)

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