住友金属鉱山の「リチウムイオン二次電池の再資源化」を受け古河電池などが高い
- 2017/7/14 13:26
- 株式投資ニュース
■戸田工業やダブル・スコープなども活況高
古河電池<6937>(東1)は14日の後場一段と強含んで824円(42円高)まで上げ、5月につけた年初来の高値830円に迫っている。住友金属鉱山<5713>(東1)が13日付で「リチウムイオン二次電池の再資源化について」と発表し、産業用電池の大手として連想買いが波及したとの見方が出ている。戸田工業<4100>(東1)やダブル・スコープ<6619>(東1)などのリチウムイオン電池関連株も高い。
住友金属鉱山は13日、「熱処理等で予め無害化された使用済みのリチウムイオン二次電池、またはリチウムイオン二次電池の製造過程で発生する中間物から、含有される銅およびニッケルを回収し、これらを再資源化することを日本で初めて実用化した」と発表した。(HC)