【銘柄フラッシュ】TONEなど急伸しタカタは一転値下がり率1位の急落だが暑い相場続くとの見方

株式市場 銘柄

 14日は、エアバッグ問題のタカタ<7312>(東1)が急反落の21.9%安(23円安の82円)となり東証1部の値下がり率1位。昨13日まで7月7日から連日、東証1部の値上がり率1位を続け、12、13日は連続ストップ高だったが、一時150円を回復したあたりで売りが増え、自動売買のプログラムが続々反転し始めたとの見方が出ていた。参加者の中には、100円回復が関の山、または50円回復が精一杯だろうとの予想が少なくなかったとの見方があり、このように見ていた投資家は最もオイシイ局面を取り逃した形になるが、深追いせずに良かったとの見方もある。7月26日の売買最終日まで、まだまだ暑い相場が続くと注目されている。

 エー・ディー・ワークス<3250>(東1)は保有株数に応じて新株予約権を無償で割り当てるライツ・オファリングの株主確定を12日に通過し、買い要因がなくなったとされて13日は下げたが、ファイナンス明けになって動きやすくなったとの見方があり、後場一段高の19.1%高となり東証1部の値上がり率1位。安永<7271>(東1)は2016年冬にリチウムイオン電池の寿命を延ばす新技術が材料視されて急伸したことがあり、住友金属鉱山<5713>(東1)が発表した「リチウムイオン二次電池の再資源化について」を計器に連想買いが増加とされて13.0%高となりり東証1部の値上がり率2位。三栄建築設計<3228>(東1)は四半期決算などへの評価が再燃とされて9.8%高となり東証1部の値上がり率3位。

 TONE<5967>(東2)は13日の取引終了後に発表した前5月期の連結決算が好感されて急伸しストップ高の21.0%高。ラピーヌ<8143>(東2)は11日に発表した四半期業績が好感されてストップ高の17.1%高。

 上場3日目のソウルドアウト<6553>(東マ)は連日高値を更新しストップ高の22.6%高。アイケイ<2722>(JQS)は5月決算を見直す動き再燃とされて12.3%高となり大幅続伸。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る