【銘柄フラッシュ】TONEなど急伸しタカタは一転値下がり率1位の急落だが暑い相場続くとの見方
- 2017/7/14 17:05
- 株式投資ニュース
14日は、エアバッグ問題のタカタ<7312>(東1)が急反落の21.9%安(23円安の82円)となり東証1部の値下がり率1位。昨13日まで7月7日から連日、東証1部の値上がり率1位を続け、12、13日は連続ストップ高だったが、一時150円を回復したあたりで売りが増え、自動売買のプログラムが続々反転し始めたとの見方が出ていた。参加者の中には、100円回復が関の山、または50円回復が精一杯だろうとの予想が少なくなかったとの見方があり、このように見ていた投資家は最もオイシイ局面を取り逃した形になるが、深追いせずに良かったとの見方もある。7月26日の売買最終日まで、まだまだ暑い相場が続くと注目されている。
エー・ディー・ワークス<3250>(東1)は保有株数に応じて新株予約権を無償で割り当てるライツ・オファリングの株主確定を12日に通過し、買い要因がなくなったとされて13日は下げたが、ファイナンス明けになって動きやすくなったとの見方があり、後場一段高の19.1%高となり東証1部の値上がり率1位。安永<7271>(東1)は2016年冬にリチウムイオン電池の寿命を延ばす新技術が材料視されて急伸したことがあり、住友金属鉱山<5713>(東1)が発表した「リチウムイオン二次電池の再資源化について」を計器に連想買いが増加とされて13.0%高となりり東証1部の値上がり率2位。三栄建築設計<3228>(東1)は四半期決算などへの評価が再燃とされて9.8%高となり東証1部の値上がり率3位。
TONE<5967>(東2)は13日の取引終了後に発表した前5月期の連結決算が好感されて急伸しストップ高の21.0%高。ラピーヌ<8143>(東2)は11日に発表した四半期業績が好感されてストップ高の17.1%高。
上場3日目のソウルドアウト<6553>(東マ)は連日高値を更新しストップ高の22.6%高。アイケイ<2722>(JQS)は5月決算を見直す動き再燃とされて12.3%高となり大幅続伸。