- Home
- 新製品&新技術NOW
- メディカル・データ・ビジョンは皮膚科約150万人分の医療ビッグデータから敏感肌用スキンケア新製品
メディカル・データ・ビジョンは皮膚科約150万人分の医療ビッグデータから敏感肌用スキンケア新製品
- 2017/7/15 14:35
- 新製品&新技術NOW
◆メディカル・データ・ビジョングループの医薬品・化粧品開発会社
■大規模診療データベースの活用を拡大し消費者により身近な製品を開発
の子会社であり、医薬品や化粧品などの開発に取り組むMDVコンシューマー・ヘルスケア株式会社は7月1日、事業領域拡大の一環として、大規模診療データベースに基づいた乾燥性敏感肌用の高保湿プレミアムスキンケアシリーズ「KISOU」を発売開始した。同社が、皮膚科関連の約150万人分のビッグデータから開発。MDVコンシューマー・ヘルスケア社にとっては最初の製品になる。
当初の販売網はウエルシアホールディングス<3141>(東1)の「ウエルシア薬局」となり、今後も順次、拡大していく見込みだ。
MDVが保有する大規模診療データベースは、2017年6月末現在で実患者数にして1871万人分となり、16年12月末の1723万人から一段と拡大した。計算上は国民7人に一人に相当。製薬会社の新薬開発などに利用されているビッグデータとしては抜きん出て大規模だ。MDVコンシューマー・ヘルスケアは、こうしたビッグデータを積極活用し、消費者により身近な製品を開発することを目的として2017年2月に設立された。
設立を発表したリリースには「大規模診療データベースから本質的な生活者ニーズを読み取り、それに即したOTC医薬品・H&BC製品を製造販売する」とあり、商品群の拡充が期待されている。