富士急行はジェットコースター途中停止し株価への影響が注目されるが底堅い

株式市場 銘柄

■朝方を下値に持ち直し危機管理体制を評価する様子も

 富士急行<9010>(東1)は18日、朝方の1158円(10円安)を下値に底堅く、10時30分にかけては1167円(1円安)まで持ち直した。「富士急ハイランド」で16日、スピードと加速性を拡充して15日に営業を開始したばかりのジェットコースター「ド・ドドンパ」が途中で止まるアクシデントを起こし、株価への影響が注目されたが、市場の受け止め方は冷静のようだ。

 報道によると、「乗客7人が乗っていたが、けが人はいなかった」(毎日新聞7月17日付)「係員が人力でコースターを平らな場所に移動させ、脚立を使い約15分後に乗客を降ろした」(日本経済新聞7月17日付)などと伝えられた。今後の原因究明によっては業績への影響が避けられない可能性はあるが、今のところ、投資家の間では、むしろ危機管理体制を評価する様子がある。(HC)

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