【株式市場】円高傾向など影響し日経平均は終値で7月18日以来の2万円台割れ

株式

◆日経平均の終値は1万9975円67銭(124円08銭安)、TOPIXは1621.57ポイント(8.42ポイント安)、出来高概算(東証1部)は15億6143万株

チャート14 24日後場の東京株式市場は、円相場が引き続き強含んで推移したため、ホンダ<7267>(東1)などが軟調相場を続け、日経平均も前場に続いて軟調に推移した。ただ、前場の 安値1万9901円88銭(197円87銭安)は割らず、14時30分頃には一時2万円を回復する場面があった。終値での2万円割れは7月18日以来。東証2部指数と日経JASDAQ平均は高い。

 後場は、材料株や好業績株の選別買いが強まり、エンプラス<6961>(東1)が前週末に発表した四半期決算の大幅増益などを好感する形で一段高。早稲田アカデミー<4718>(東1)も行背k拡大期待などが言われて一段ジリ高。メディアシーク<4824>(東マ)はクラウド業務パッケージが早稲田大学の新事業に採用されたことなどが言われてストップ高。シンワアートオークション<2437>(JQS)は富裕層向け新事業への期待が衰えずストップ高。

 出来高概算は15億6143万株(前引けは7億7006万株)、売買代金は1兆9163億円(同8900億円)。1部上場2024銘柄のうち、値上がり銘柄数は1061(同573)銘柄、値下がり銘柄数は812(同1298)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は、繊維製品、小売り、不動産、の3業種(前引けは繊維製品、鉄鋼、の2業種)にとどまった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る