コクヨが2007年以来の1600円台、業績・配当予想の増額など好感

株式市場 銘柄

■下期も好調継続なら再度の増額があり得るとの見方

 コクヨ<7984>(東1)は25日、続伸の始まりとなり、取引開始後に5%高の1628円(73円高)をつけて2007年以来の1600円台に進んだ。引き続き、24日の取引時間中に発表した第2四半期決算(1~6月、連結)や通期利益見通しと配当予想の増額修正が好感されている。

 今12月期の連結業績見通しは、売上高を従来の3160億円から3128億円に小幅引き下げたものの、営業利益は160億円から168億円に5%引き上げ、純利益も125億円から139億円に11%引き上げた。増額後の予想1株利益は117円53銭。また、12月期末配当の見込みは1円増額して13円50銭とした。調査筋には、この増額修整は上期の好調さを織り込んだだけのため、下期も好調継続なら再度の増額があり得るとの見方がある。(HC)

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