【業績でみる株価】トランザクションは自律調整一巡して上値試す、17年8月期通期業績予想は増額の可能性

 雑貨の企画・デザイン・製造・販売を展開する純粋持株会社であるトランザクション<7818>(東1)の17年8月期第3四半期累計が大幅増益となり、配当予想を増額修正した。通期の業績予想も増額の可能性が高いだろう。株価は7月4日の上場来高値から反落したが、自律調整一巡して上値を試す展開が期待される。

■17年8月期第3四半期累計が大幅増益、通期予想は増額の可能性

 7月10日発表した17年8月期第3四半期累計(9月~5月)連結業績は売上高が前年同期比10.4%増の99億36百万円、営業利益が同40.9%増の11億31百万円、経常利益が同36.7%増の10億94百万円、純利益が同33.9%増の7億15百万円だった。

 エコ雑貨製品が1.4%増収にとどまったが、一般雑貨製品が20.0%増収と好調に推移して全体を牽引した。新規事業であるVAPE(電子タバコ)事業の店舗数は10店舗となった。また卸売販売ではVAPE取り扱い店舗数が300店舗を超えるまでに成長した。利益面では売上総利益率の改善も寄与して大幅増益だった。

 7月10日には配当予想の増額修正も発表した。期末1円増額して年間9円(期末一括)とした。17年3月1日付株式2分割を考慮して16年7月期の年間14円を7円に換算すると実質的に2円増配となる。

 通期の連結業績予想は売上高が16年8月期比7.4%増の128億20百万円、営業利益が同13.3%増の11億84百万円、経常利益が同14.6%増の11億80百万円、純利益が同10.8%増の7億74百万円としている。通期予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が77.5%、営業利益が95.5%、経常利益が92.7%、純利益が92.4%と高水準である。通期業績予想も増額の可能性が高いだろう。

■株価は自律調整一巡、好業績評価して上値試す

 株価は7月4日の上場来高値1399円から利益確定売りで反落したが、1100円近辺から切り返している。7月25日には1205円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から切り返してサポートラインを確認した形だ。自律調整が一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)

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