プラマテルズ後場もストップ高続く、第1四半期の大幅増益など好感

株式市場 銘柄

■ベトナム子会社の設立を発表した際も急伸し注目度強まる

 合成樹脂などの専門商社プラマテルズ<2714>(東1)は27日の後場もストップ高の707円(100円高)で始まり、前場から何度もストップ高で売買を交えて急騰相場となっている。27日の取引終了後に第1四半期(4~6月)の連結決算を発表し、前年同期比で営業利益が2.1倍、純利益は同3.0倍となり、2006年5月以来、約11年ぶりの高値に進んだ。7月19日にはベトナムに子会社を設立すると発表。このときも株価は急伸しており、好材料に反応しやすい銘柄として注目度が強まってきたようだ。

 第1四半期は、エアコンなどの家電製品向けの合成樹脂原料や、おむつ用衛生材料向けなどが好調に推移し、売上高が前年同期比15.1%増の143.26億円となり、営業利益は同2.1倍の3.0億円となった。通期の連結業績見通しは据え置き、売上高は前期比6.3%増の550億円、営業利益は同4.8%増の8.3億円、純利益は同0.7%増の5.3億円としたが、これらの見通しには増額修正の期待が広がっている。(HC)

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