インソースは第3四半期業績、増配の上方修正、株主優待の内容決定を発表

■講師派遣型研修実施回数は前年同四半期比12.0%増、公開講座受講者数は同32.7%増と順調に拡大

 講師派遣型研修・公開講座運営のインソース<6200>(東1)は28日引け後、第3四半期業績、増配、株主優待の内容決定を発表した。

 今17年9月期第3四半期連結業績は、売上高26億21百万円(前年同期比25.0%増)、営業利益4億18百万円(同16.4%増)、経常利益4億34百万円(同21.8%増)、純利益2億84百万円(同27.2%増)と2ケタ増収増益となった。

 当第3四半期連結累計期間の講師派遣型研修実施回数は前年同四半期比12.0%増、 公開講座受講者数は同32.7%増、「WEBinsource」登録先数は同104.9%増と前年を大幅に上回った。 また、人事サポートシステム「Leaf」の利用社数は同84.0増%、「ストレスチェック支援サービス」 は官公庁を中心に受注が拡大した。

 事業別の売上高は、講師派遣型研修事業17億35百万円(同16.7%増)、公開講座事業6億30百万円(同36.4%増)、その他の事業2億55百万円(同72.6%増)であった。

 今9月期通期連結業績予想は、前期比ベースで、売上高22.6%増、営業利益22.9%増、経常利益25.0%増、純利益20.9%増と最高益更新を見込む。

 ちなみに、通期業績予想に対する進捗率は、売上高73.4%(前年同期71.9%)、営業利益74.0%(同78.0%)、経常利益76.8%(同79.0%)、純利益78.9%(同75.2%)となっていることからほぼ計画通りと思われる。

 第3四半期業績も順調に推移したこともあり、1部上場記念配として3円を加え、期末配当を16円とすることも発表した。前期は11円であったので5円の増配となる。

 また、株主優待の内容も発表した。

 第3四半期の好業績、配当の上方修正、株主優待のニュースが発表されたことを機に、株価は年初来の最高値2400円を意識した動きが予想される。

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