オンコリスバイオファーマ―は米国で進めている腫瘍溶解ウイルステロメライシン(R)のPhase2企業治験で、第一例目の被験者への投与を開始

■テロメライシンの腫瘍内への反復投与における有効性、安全性及び腫瘍免疫反応の評価が目的

 オンコリスバイオファーマ―<4588>(東マ)が米国で進めている悪性黒色腫(メラノーマ)を対象とする腫瘍溶解ウイルステロメライシン(R)(OBP-301)のPhase2企業治験において、第一例目の被験者への投与が開始された。

 今回の治験は、切除不能または転移性メラノーマを対象とし、テロメライシンの腫瘍内への反復投与における有効性、安全性及び腫瘍免疫反応の評価を目的として、米国内の臨床施設で実施するもの。また、試験結果をもとに、免疫チェックポイント阻害剤との併用試験の実施も検討する。治験実施施設は米国内5施設で、最大50例への投与を行う予定。

 テロメライシン(R)は、現在米国のほか、台湾・韓国で肝細胞がん Phase Ⅰ/Ⅱ試験が実施されている。国内では、テロメライシンと放射線併用での食道がんPhaseⅠ企業治験のFPIが2017年7月7日に完了した。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■地域と共に築いた「鮪解体ショー」で世界一の舞台へ  銚子丸<3075>(東証スタンダード)は、同…
  2. ■速乾・吸水機能を備えたブラ&ショーツ、11月7日から応援購入受付  グンゼ<3002>(東証プラ…
  3. 日産自動車 日産 NISSAN
    ■経営再建計画の一環として保有資産を最適化、20年間の賃貸借契約で本社機能維持  日産自動車<72…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  2. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  3. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  4. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  5. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  6. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る