カーリットホールディングスの今3月期第1四半期は大幅増益、経常利益は3.1倍

■今期業績も増収増配を予想

 カーリットホールディングス<4275>(東1)は31日、18年3月期第1四半期連結業績を発表し、売上高が前年同期比1.7%増の119億49百万円、営業利益が同5倍の2億29百万円、経常利益が同3.1倍の3億11百万円、四半期純利益が同3倍の2億7百万円だった。

 セグメント別に見ると、化学品は売上高が前年同期比0.6%減の53億37百万円、営業利益が同49.5%増の2億63百万円だった。化薬分野の自動車用緊急保安炎筒は、新車装着向け、車検交換向けとも増販。信号炎管は鉄道用が減販に、高速道路用は増販となった。受託評価分野は、電池試験は減販、危険性評価試験はリチウムイオン二次電池の試験増により増販となり、全体では増販となった。電子材料分野は、チオフェン系材料、電気二重層キャパシタ用電解液、イオン導電材料は大幅な増販となり、アルミ電解コンデンサ向け材料も増販となった。
 
 ボトリングは売上高が同2.8%増の42億61百万円、営業損失1億9百万円(前年同期は1億18百万円の営業損失)となった。缶製品と委託品は減販だが、主力の茶系飲料は受注の増加により増販となった。

 産業用部材は売上高が同2.4%増の20億35百万円、営業利益が同2.4倍の1億2百万円だった。シリコンウェーハは、減販。金属加工品は、アンカー・リテーナなどの耐火・耐熱金物は減販となったものの、ばね・座金製品は増販となった。

 18年3月期連結業績予想(5月15日公表)は売上高が前期比6.8%増の510億円、営業利益が同11.0%増の15億円、経常利益が同7.7%増の15億50百万円、純利益が同11.1%増の8億50百万円としている。配当予想は前期と同額の年間10円(期末一括)で予想配当性向は27.8%となる。

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