生化学工業の第1四半期は減収ながら大幅増益

■研究開発費の一部が第2四半期以降にずれ込むなど、販売費及び一般管理費が減少

 生化学工業<4548>(東1)の第1四半期は、減収ながら大幅増益となった。

 売上高については、国内アルツの前年同期における出荷集中の反動や、一部の海外販売提携先での在庫調整の影響を受け、減収となった。

 利益面においては、研究開発費の一部が第2四半期以降にずれ込むなど、販売費及び一般管理費が減少したことに加え、為替差益、有価証券売却益を計上したことで大幅増益となった。

 その結果、18年3月期第1四半期連結業績は、売上高75億08百万円(前年同期比9.3%減)、営業利益8億74百万円(同130.1%増)、経常利益12億56百万円(同205.8%増)、純利益9億23百万円(同221.7%増)となった。

 今期18年3月期連結業績予想は、前期比ベースで、売上高2.4%増、営業利益17.0%、経常利益51.4%増、純利益51.0%増と大幅増益を見込む。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る