ソフトバンクグループは米国での大型買収観測を受け様子見続く
- 2017/8/1 14:52
- 株式投資ニュース
■全米2位のCATV会社チャーター・コミュニケーションズ
ソフトバンクグループ<9984>(東1)は1日の後場も軟調で、14時30分を過ぎては1.2%安の8854円(104円安)前後で推移。ここ一両日、米国で2位のCATV(ケーブルテレビ)会社、チャーター・コミュニケーションズに対して買収を提案するとの観測報道が伝えられ、買収時価総額は1070億ドル(約1兆3000億円)とされ、様子見ムードが続いている。
「ソフトバンクグループの孫正義氏は、米チャーター・コミュニケーションズに対し、直接の買収提案を行うことを計画している。事情に詳しい関係者1人が明らかにした。チャーターはソフトバンク傘下のスプリントとの統合の提案を拒否した」(ブルームバーグニュース7月31日正午過ぎ配信より)などと伝えられた。
ソフトバンクG株は値上がり値下がりの幅が大きいため日経225種平均株価への影響度が高く、8854円(104円安)の場合、同銘柄だけで計算上は日経平均(14時40分現在は55円79銭高の1万9980円97銭)を12円60銭ほど引き下げる形になっている。(HC)