三菱電機は業績見通しの増額などが好感されて連日戻り高値

株式市場 銘柄

■増額後の予想1株利益は109円50銭になり割安感が強まる

 三菱電機<6503>(東1)は2日、続伸して始まり、取引開始後に1748.0円(129.5円高)をつけて戻り高値を連日更新した。7月31日の取引時間中に第1四半期決算(4~6月、米国基準・連結)を発表し、今3月期の業績見通しなどを増額修正。引き続き好感されている。

 第1四半期は、情報通信システム事業、電子デバイス事業などが牽引し、税引き前純利益は前年同期比63%増加した。こうした推移を受け、第2四半期、3月通期の業績見通しを増額修正。3月通期の連結営業利益は従来の2800億円を3000億円の見込みとし、税引き前純利益は同じく3000億円を3300億円に、株主に帰属する純利益は同じく2150億円を2350億円に増額した。増額後の予想1株利益は109円50銭。株価は2000円まで上げてもPER18倍台に乗る程度のため割安感が強まっている。(HC)

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