【業績でみる株価】四国化成工業は上場来高値更新、18年3月期第1四半期2桁増益で通期予想に増額余地

 ラジアルタイヤ用不溶性硫黄などを主力とする化学品メーカーで、門扉などの建材事業も展開している四国化成工業<4099>(東1)の18年3月期第1四半期は大幅増益だった。通期予想に増額余地がありそうだ。株価は上場来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期第1四半期2桁増益で通期予想に増額余地

 18年3月期第1四半期(4月~6月)連結業績は売上高前年同期比0.3%増の123億77百万円となり、営業利益が14.0%増の19億07百万円、経常利益が13.2%増の21億44百万円、純利益が14.7%増の14億23百万円だった。

 化学品事業はレーヨン・セロハン向け二硫化炭素の輸出低調などで3.2%減収・0.4%減益だったが、建材事業がエクステリアの好調で7.3%増収・62.5%増益となり全体を牽引した。

 通期の連結業績予想は売上高が17年3月期比0.1%増の495億円、営業利益が10.9%減の70億円、経常利益が10.8%減の74億円、純利益が9.2%減の53億円としている。

 通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高25.0%、営業利益27.2%、経常利益29.0%、純利益26.8%と順調である。丸亀工場におけるラジアルタイヤ向け不溶性硫黄の生産能力増強効果も寄与して、通期予想に増額余地がありそうだ。

■株価は上場来高値更新、好業績評価して上値試す

 株価は7月27日に1585円まで上伸した。上場来高値更新の展開だ。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)

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