【引け後のリリース】ケア21が在阪の介護会社まごの手サービスを子会社化
- 2015/2/16 17:31
- 株式投資ニュース
■3月2日に株式譲受し業容拡大に向けて注目
大阪を本社に首都圏や仙台、福岡などで介護事業を展開するケア21<2373>(JQS)は16日の大引け後、関西地区で障がい児サービスを中心に、訪問介護等を運営する有限会社まごの手サービス(大阪府茨木市)の株式を取得し、子会社化することを決議したと発表した。まごの手サービスの総資産は1億5400万円(平成26年3月期)、純利益は184万円(同)。株式譲受実行日は3月2日の予定。今10月期から連結子会社になる。
取得価額は守秘義務契約のため非開示としたが、2014年10月期の連結業績は2ケタ増益となり、売上高が前期比16%増の183億円、営業利益が同14%増の7億円、純利益は11%増の3億円。今期の予想も売上高を14%増、純利益を22%増と見込み、業容を拡大するには好適な案件との見方が出ている。
株価は昨年来の高値を2640円(2014年10月)としてほとんどもみ合う相場となり、直近は2230円前後で推移している。PERは15倍台のため割高感は強くなく、2月に入って中期的な平均株価になる75日移動平均などからの下方乖離が拡大しているため売られ過ぎの水準といえる。