【銘柄フラッシュ】アトミクスが4日連続ストップ高となり三越伊勢丹HDも目立って上げる
- 2017/8/4 19:37
- 株式投資ニュース
4日は、ポケットカード<8519>(東1)が伊藤忠商事<8001>(東1)、ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028>(東1)グループによるTOB(株式公開買付)を材料に朝からストップ高買い気配を続け、大引けでストップ高の874円(150円高)は20.7%高となり東証1部の値上がり率1位。TOB価格は1072円。滝澤鉄工所<6121>(東1)は先の四半期決算発表で人民元安の影響等による為替差損の計上があったが、このところは中国人民銀行が人民元の強さを維持するとの観測が言われ追い風との見方で14.6%高となり、株価ひとケタ銘柄を除くと東証1部の値上がり率2位。イマジカ・ロボットホールディングス<6879>(東1)は第1四半期決算が好感されて13.6%高となり株価ひとケタ銘柄を除くと東証1部の値上がり率3位。
伊藤忠テクノソリューションズ<4739>(東1)は第1四半期の大幅増益などが好感されて8.4%高となり2001年以来の高値。三越伊勢丹ホールディングス<3099>(東1)は13時に発表した第1四半期決算が好感されて一時9.9%高まで急伸し大引けは3.6%高。13時過ぎに発表した保育園運営などのJPホールディングス<2749>(東1)も発表後に急動意となり3.5%高程度だがここ1月で最大の値上がり。
プレミアムウォーターホールディングス<2588>(東2)はテックビューロ株式会社(大阪府)との協業に関する報道が注目されて2日連続ストップ高の21.4%高。サンユウM<5697>(東2)は2日の取引時間中に第1四半期決算を発表し、この日のストップ高となった相場が再燃とされて再びストップ高の19.6%高。東邦化学工業<4409>(東2)は14時に発表した第1四半期決算が好感されて急伸し大引けは6.3%高。
ヘリオス<4593>(東マ)は3日発表の第2四半期決算が材料視されて前後場ともジリ高になり8.5%高。プラッツ<7813>(東マ)は3日に前6月期の業績予想を発表し8.3%高と大きく出直り、CRI・ミドルウェア<3698>(東マ)は毎週開示している「今週のCRIWARE採用タイトル」の中に「ドラクエXI」があることなどが注目されて2.4%高だが反発。
アトミクス<4625>(JQS)は引き続き東京五輪に向けて道路標示用塗料などに期待が強いようで4日連続ストップ高の28.7%高。ニッポン高度紙工業<3891>(JQS)は3日発表の第1四半期業績を評価とされてストップ高の20.4%高となった。(HC)