日本エム・ディ・エムは米国子会社であるODEV社製造の骨接合材料の薬事承認取得を発表
- 2017/8/7 07:11
- IR企業情報
■プリマ ヒップ スクリューの固定性を向上する製品
日本エム・ディ・エム<7600>(東1)は4日引け後、米国子会社であるODEV社製造の骨接合材料『プリマ ヒップ スクリューサイドプレート システム』の薬事承認取得を発表した。
この製品は、大腿骨頚部骨折に対する骨接合術において重要となる頚部へ挿入するスクリューの配置を日本人の3D-CT データの解析から設計されたプリマ ヒップ スクリューの固定性を向上する製品として開発された。
現在販売中の「プリマ ヒップ スクリュー システム」に本製品が加わることにより、大腿骨頚部骨折に対する治療戦略の選択肢が拡がり、シナジー効果による両システムの販売拡大が期待できる。
このように、日本人の骨格にあった骨接合材を研究開発し、その周辺分野で新製品を開発していることから、業績は最高益更新ペースで推移している。
ちなみに、7月31日に発表された18年3月期第1四半期連結業績は、売上高33億69百万円(前年同期比4.3%増)、営業利益4億59百万円(同34.6%増)、経常利益4億52百万円(同38.0%増)、純利益2億80百万円(同33.3%増)と増収大幅増益を達成している。
第2四半期業績予想に対する進捗率は、売上高49.2%(前年同期比50.5%)、営業利益51.0%(同39.6%)、経常利益54.5%(同43.3%)、純利益56.0%(同43.8%)と利益面で今期の進捗が高い。