【株式市場】円高再燃が注視され日経平均は朝方を除いて重く好業績株を選別買い

株式

◆日経平均の前引けは1万9992円17銭(63円72銭安)、TOPIXは1633.85ポイント(5.42ポイント安)、出来高概算(東証1部)は8億412万株

チャート10 8日(火)前場の東京株式市場は、NYダウの9日連続最高値更新よりも円高基調の再燃を注視する雰囲気があり、自動車株などが朝方を除いて重く、マルハニチロ<1333>(東1)など四半期決算の好調な銘柄が選別買いされた。日経平均は朝方の20円91銭高(2万76円80銭)を上値に伸び悩み、11時にかけては85円32銭安(1万9970円57銭)まで軟化。前引けも63円72銭安となった。一方、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は堅調。

 日本製鋼所<5631>(東1)が四半期決算と業績予想の増額を好感して活況高。AppBank<6177>(東マ)は電子書籍好調との見方があり急伸。フライングガーデン<3317>(JQS)は第1四半期決算が材料視されてストップ高。
 
 東証1部の出来高概算は8億412万株、売買代金は1兆291億円。1部上場2022銘柄のうち、値上がり銘柄数は648銘柄、値下がり銘柄数は1244銘柄となった。(HC)

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