新電元工業は第2四半期業績、通期業績予想の上方修正を発表

■アジアの二輪市場が底堅かったほか、半導体需要が好調

 新電元工業<6844>(東1)は8日、第2四半期業績、通期業績予想の上方修正を発表した。

 第1四半期は、アジアの二輪市場が底堅かったほか、半導体需要が好調で、しかも、為替相場が想定より円安に推移したこと等により当初計画を上回った。第2四半期もその流れは継続すると見られることから、上方修正となった。通期連結業績予想については、事業環境や為替動向が不透明であることから、第2四半期の上方修正と同額を修正する。

 第2四半期の売上高は17億円、営業利益は26億円、経常利益は25億円、純利益は22億円上振れることから、第2四半期連結業績予想の売上高は443億円(前回予想比4.0%増)、営業利益34億円(同325.0%増)、経常利益36億円(同227.3%増)、純利益30億円(同275.0%増)と利益面での大幅な上方修正となる。

 通期連結業績も第2四半期と同額の上振れとすることから、売上高912億円(同1.9%増)、営業利益58億円(同81.3%増)、経常利益60億円(同71.4%増)、純利益48億円(同84.6%増)と利益面においては当初予想を大幅に上回る見込み。

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