ソネット・メディア・ネットワークスの3月期第1四半期は増収大幅増益、「ダイナミッククリエイティブ」の機能開発を強化
- 2017/8/9 11:31
- 決算発表記事情報
■完全子会社の「ソネット・メディア・ベンチャーズ」の設立を発表
ソネット・メディア・ネットワークス<6185>(東マ)の18年3月期第1四半期業績(連結)は、売上高が20億30百万円、営業利益が56百万円、経常利益が56百万円、四半期純利益が42百万円だった。また、同日、完全子会社の「ソネット・メディア・ベンチャーズ株式会社」の設立を発表した。子会社は、主にデジタルマーケティング領域のスタートアップに対して投資育成を行うコーポレートキャピタルで、17年9月設立を予定。
各サービスの取り組みを見ると、DSPでは、コアテクノロジーの一つである、人工知能「VALIS-Engine」を活用した「ダイナミッククリエイティブ」の成長のため機能開発の強化に注力した。その結果、広告キャンペーン数が安定的に増加したため、売上高は前期比36.1%増の11億13百万円となった。
アフィリエイトでは、広告主及び媒体運営業者の開拓に努めた結果、美容・コスメ系等の販売が伸長し、売上は同34.1%増の8億10百万円となった。
メディアプランニングでは、ポータルサイト「So-net」の広告枠の企画及び仕入販売に注力したことで、売上は同41.0%増の1億6百万円となった。
18年3月期業績見通しは、売上高は同23.1%増の85億70百万円、営業利益は同23.1%増の4億円、経常利益は同23.4%増の4億円、純利益は同19.6%増の3億円としている。