じげんは大幅増益など好感されて上場来2番目の高値に迫る

株式市場 銘柄

■三光アドのグループ化も寄与するが相乗効果が大との見方

 じげん<3679>(東マ)は10日、大きく出直って始まり、10時を過ぎては9%高の1732円(141円高)前後で戻り高値を更新している。求人情報や不動産情報などの分野で様々な情報サイトを集約して閲覧できる「EX」サイトを展開。9日の取引終了後に第1四半期(4~6月)の連結決算を発表し、営業・経常・純利益とも前年同期比61%増加したことなどが好感されている。

 大幅増益には、2017年1月にグループ化した三光アドの寄与もあるが、調査筋の中には相乗効果の現れが大きいとして注目する様子もある。今3月期の連結業績見通しは据え置き、売上高に当たる売上収益は前期比39.4%増の105億円、営業利益は同29.7%増の32.2億円、純利益は同31.0%増の19.3億円、1株利益は36円11銭。株価は6月に上場以来2番目の高値になる1878円まで上げており、再びこの水準を目指す期待が出ている。(HC)

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