平山ホールディングスの今期18年6月期連結業績予想は、2ケタ増収大幅増益を見込む

■インソーシング事業では、既存取引先での増産に対応し、かつ新規取引先の開拓を進め売上の伸張を図る方針

 平山ホールディングス<7781>(JQS)の今期18年6月期連結業績予想は、2ケタ増収大幅増益を見込む。

 今期は、インソーシング事業では、既存取引先での増産に対応し、かつ新規取引先(主に製造派遣)の開拓を進め売上の伸張を図る方針。また現場改善コンサルティング機能を積極的に活用し、IOTの導入により生産現場での収益改善を行い新たなビジネスモデルにチャレンジすると共に積極的に外国籍人材の採用を進めることにより、インソーシング事業の売上・利益共に伸ばす。

 技術者派遣事業は、新たに取り組みを始めた生産技術領域への営業を強化し、可能となる採用ターゲット層の多角化をテコに、設計開発分野を含む幅広い領域での人材確保を進めると共に、実績のある外国籍技術者の採用をさらに拡大し、業績を伸ばす計画。

 海外事業では、国内及び海外の既存取引先へ提供している現場改善コンサルティングサービスの継続と拡大に加え、海外からのスタディツアービジネスをさらに強化し増収増益に繋げていく。また海外売上としてタイ国法人を中心に日本流製造請負の提案による拡販を推進する。従業員に対しては、キャリア形成を行うためのキャリアプラットフォームを整備しはたらく人の意欲と付加価値 を高めるための取り組みを一層強化する。

 その結果、18年6月期連結業績予想は、売上高131億円(前期比12.5%増)、営業利益1億60百万円(同300.1%増)、経常利益1億60百万円(同82.0%増)、純利益2億円(同36.0%増)と2ケタ増収大幅増益を見込む。

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