【銘柄フラッシュ】コープケミが合併報道で急伸しスカイマークは支援観測で急騰

銘柄

17日は、朝方にユーロ売りが激化し円高となったものの、欧州景気に敏感とされるマツダ<7261>(東1)が朝安の後切り返してプラス転換し、大引けは4.9%高と強さを見せたほか、鉄道事業などを展開する日立製作所<6501>(東1)も朝方を除いて堅調で0.8%高など、抵抗力が見られた。朝方は反落したファナック<6954>(東1)も後場は堅調となり1.0%高となった。中国の春節休暇による観光客などに期待とされてヤマダ電機<9831>(東1)が7.2%高となりサンリオ<8136>(東1)は3.2%高となった。

すかいらーく<3197>(東1)が12日に発表した12月決算や今期予想を好感して6.3%高となり、大豊建設<1822>(東1)は13日の第3四半期決算を好感して6.6%高と昨年来の高値を2日連続更新し、建設株は総じて堅調。オープンハウス<3288>(東1)は四半期決算発表がヤマを越えて好決算銘柄を見直すとされて7.3%高と昨年来の高値を更新。

後場は、10月に合併との報道が伝わったコープケミカル<4003>(東1)が32.7%高、片倉チッカリン<4031>(東1)が15.5%高と急伸し一時売買停止。東京製綱<5981>(東1)は7.0%高となるなど、電炉銘柄が自動車メーカーとの価格交渉に関する速報ニュースを好感して強い。また、スカイマーク<9204>(東1)オリックス<8591>(東1)が支援と伝えられ、スカイマークは2.6倍に急伸。3月1日付で上場廃止の予定。

ネオス<3627>(東1)が富士ソフトとの協業などを材料に急伸し、一時ストップ高まで上げて大引けも14.5%高、ケアネット<2150>(東マ)は前週後半に発表した12月決算と今期予想を連日好感し26.5%ストップ高。フーマイスターエレクトロニクス<3165>(JQS)は前週末発表の第1四半期決算を好感して2日連続ストップ高の27.6%高となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る