【銘柄フラッシュ】オンキヨーが急伸しホシデンなどの好業績株も活況高

銘柄

 15日は、東証1部の値上がり率1位がホシデン<6804>(東1)の12.2%高となり、三菱UFJモルガン・スタンレー証券による目標株価の引き上げ(1200円から2000円に)が好感され、8月初旬に発表した四半期決算を好感した急騰相場が再燃とされて高値を更新。

 2位はジャストシステム<4686>(東1)の12.2%高で、引き続き8月7日に発表した四半期決算が好感されて7日続伸となり2006年以来の高値。

 3位はミマキエンジニアリング<6638>(東1)の9.1%高となり、10日発表の四半期決算や通期業績見通しの増額が見直される形で大幅反発。

 戸田工業<4100>(東1)は次世代リチウムイオン電池などへの期待が言われて7.7%高。アルコニックス<3036>(東1)は好業績株の再評価に加え国際資源市況の回復などが言われて7.7%高。

 パス<3840>(東2)は四半期での赤字改善が目立つとされ8月1日付で東証マザーズ市場から昇格(市場変更)したことなども言われて物色が再燃し9.0%高。富士通フロンテック<6945>(東2)は7月下旬に発表した四半期業績の大幅増益に加え、競馬場の発券・払い戻しシステムも手がけ、東京都競馬<9672>(東1)の決算発表などによると17年上半期の公営競技の売上高はオートレースを除き競艇も競輪も増加していることなどが言われて急反発し7.4%高。

 アクセルマーク<3624>(東マ)は四半期決算発表後の値動きが強く8月11日から3日間にわたって開催された「コミックマーケット92」に出展した最新作などが好評だったようだとされて15.8%高。ファイズ<9325>(東マ)は8月4日の四半期決算発表後5日続落となってきたが、14日に5000円の大台を割り下げ過ぎ感が出たようで反発し14.4%高。インフォテリア<3853>(東マ)は四半期決算が連日好感されて日々の下値を4日連続セリ上げ、11.2%高とで直りを強めて約3週間ぶりに終値で1400円台を回復。

 オンキヨー<6628>(JQS)はAI活用のスマートスピーカーなどに対する取り組みを連日発表して期待が強まり23.0%高。アイフリークモバイル<3845>(JQS)は10日発表の四半期決算を受けて翌取引日に約1ヵ月ぶりに300円の大台を割ったが、この大台割れはさすがに下げ過ぎとの見方があり21.5%高の急反発となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■内蔵インヒールで自然な足長効果、フォーマルからビジネスまで対応  青山商事<8219>(東証プラ…
  2. ■デュアル周波数対応で通信の安定性を確保  世界的なDX進展を背景に京セラ<6971>(東証プライ…
  3. ■リアルタイム文字起こしと自動要約で議事録作成を効率化  シャープ<6753>(東証プライム)は2…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■低PER・高配当利回り、不動産・銀行株が市場を牽引  3月の東京都区部消費者物価指数が前年比2.…
  2. ■新年度相場のサブテーマは「物価」?!  米国のトランプ大統領は、「壊し屋」と奉る以外にない。その…
  3. ■新年度相場の初動として注目される値上げ関連銘柄  4月予定の値上げは、原材料価格上昇や物流費増加…
  4. どう見るこの相場
    ■トランプ関税懸念も『総論弱気、各論強気』の市場展開  「トランプ・ディール(取引)」と「トランプ…
  5. ■名変更会社の局地戦相場の待ち伏せ買いも一考余地  今年4月1日以降、来年4月1日まで社名変更を予…
  6. ■あの銘柄が生まれ変わる!市場を揺るがす社名変更、次なる主役は?  「トランプ・トレード」が、「ト…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る