ゼンリンはネオスとの協業など注目されもみ合いを飛び出す

株式市場 銘柄

■ショッピングカートにセンサーを取り付けて来店客の動線を分析と伝わる

 ゼンリン<9474>(東1)は16日、もみ合いを飛び出して始まり、取引開始後に3490円(200円高)まで上げて約2週間ぶりに高値を更新した。地図データなどの大手で、グループ会社がスマートフォン(スマホ)向けサービス開発のネオス<3627>(東1)と協業して「ショッピングカートに位置を把握するセンサーを取り付けて来店客の動線を分析するサービスを始める」(8月16日付の日経産業新聞)と伝えられている。

 この第1四半期(2017年4~6月)の連結業績は前年同期比で赤字が大きく縮小。3月通期の連結純利益の見通しは27.0億円(前期比9.7%増)、予想1株利益は73円60銭とする。PERは50倍に迫る水準だが株価は右肩上がりを続けており、テクニカル的な「もみ合い放れ」の相場がイメージされるようだ。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る