【株式市場】材料株や好業績株の一本釣り相場となり日経平均は小反落するがマザーズ指数などは高い

株式

◆日経平均の終値は1万9729円28銭(24円03銭安)、TOPIXは1616.00ポイント(0.21ポイント安)、出来高概算(東証1部)は14億3539万株

チャート6 16日後場の東京株式市場は、日本時間の17日早朝までに米FOMC(連邦公開市場委員会)の議事録要旨の発表が予定され、円相場への影響が見渡せないとの声があり、前場に続いて材料株や好業績株の一本釣り相場となった。極洋<1301>(東1)は「完全養殖クロマグロ11月出荷」の発表などを材料に高値を更新したまま活況高。日経平均は前場の高値1万9776円86銭(23円55銭高)を抜けずに一進一退を続け、大引けは小反落。一方、東証2部指数、東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 後場は、四半期決算の発表がピークを過ぎたため、好業績だった銘柄を再評価する動きが見られ、業績予想を増額した一正蒲鉾<2904>(東1)新日本理化<4406>(東1)nmsホールディングス<2162>(JQS)などが一段高。赤字が大幅に改善したディー・ディー・エス<3782>(東マ)も出直りを拡大。

 出来高概算は14億3539万株(前引けは6億8643万株)、売買代金は1兆8757億円(同8774億円)。1部上場2023銘柄のうち、値上がり銘柄数は1034(前引けは1109)銘柄、値下がり銘柄数は874(同766)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は15業種(前引けは20業種)となり、値上がり率上位の業種は、石油・石炭、水産・農林、空運、サービス、陸運、医薬品、化学、非鉄金属、食料品、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る