燦キャピタルマネージメントはラ・ベリータの株式を追加取得し、子会社のSGPEの完全子会社にすることを決定

■シンガポールの投資会社ORCHIDが所有するラ・ベリータの株式29株の全てを取得

 燦キャピタルマネージメント<2134>(JQS)は16日、同社の孫会社であるラ・ベリータの株式を追加取得し、子会社のSGPEの完全子会社にすることを決定した。

 同社は、千葉県大多喜町の太陽光発電事業の土地合計約57万4000平方メートルを保有するラ・ベリータの株式を51.67%取得して、同社の孫会社としていた。

 今回、追加の株式取得に必要な資金を確保できたことから、同社は、シンガポールの投資会社ORCHIDが所有するラ・ベリータの株式29株(発行済み株式の48.33%)の全てを取得する。

 株式の取得資金は、同社が昨年11月に実施した第三者割当増資による調達資金のうち、国内エネルギー関連事業における投資資金3億20百万円を充当し、残額3億47百万円を同社グループの手持資金から拠出するとしている。

 ちなみに、ラ・ベリータが発電事業者との地上権設定契約に基づき、20年間で総額10億円を超える事業収入が見込まれているが、今回の追加取得で、この事業収入は、同社グループの収益となる。

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