テックファームHDは5日続伸、業績好調でSBI証券に関する報道も材料視

株式市場 銘柄

■SBI証券のスマートフォンサイト開発に企画の段階から携わる

 テックファームホールディングス<3625>(JQG)は18日、1311円(42円高)まで上げたあとも1300円台で推移し、5日続伸基調。戻り高値を連日更新している。10日に発表した2017年6月期の連結決算が営業利益6.2倍などと大幅増益だったほか、SBI証券のスマートフォンサイト開発に企画の段階から携わり、「SBI証券は9月から、1日あたり10万円以下の国内株式の売買について、委託手数料を無料にする。(中略)少額での取引が多い若年層や投資初心者を取り込む」(18日付の日本経済新聞朝刊)と伝えられたことを材料視する様子もある。

 今期・2018年6月期の連結業績見通しは引き続き回復が続く見通しとし、売上高は前期比7.1%増の50億円、純利益は同14.6%増の0.3億円、予想1株利益は4円6銭。まだ1株利益の絶対額などが低いため、株価はPERで測れないが、発表後は連日高となって出直りを続けている。このため、参加者の多くは7月につけた直近の高値1380円を意識して臨んでいるようだ。(HC)

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