NF回路設計が連日ストップ高、「量子コンピューター」への期待衰えず

株式市場 銘柄

■「ここで業績を持ち出すのは空気を読めてない」と一段高の期待が

 エヌエフ回路設計ブロック<6864>(JQS)は18日の後場、ストップ高の1340円(300円高)に達し、2日連続ストップ高となったまま買い気配を続けている。17日に続き、文部科学省が「量子コンピューター」の実用化に向けて向こう10年間で約300億円を投資と伝えられ、関連株として注目が集中した。

 今期の業績は持ち直す程度の見込みで伸びが緩慢だが、材料先行型の相場のため「ここで業績を持ち出すのはナンセンス、空気を読めてない」(市場関係者)との声がある。2000年以降の最高値は1488円(2014年10月)になり、これを上回る展開がイメージされているようだ。また、量子コンピューター関連株としては、フィックスターズ<3687>(東1)、ただいまストップ高の日本ラッド<4736>(JQS)ユビキタス<3858>(JQS)などが挙げられている。(HC)

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