チタン工業が年初来の高値に迫る、通期大幅増益の見込みで選別買い
- 2017/8/21 09:28
- 株式投資ニュース
■決算発表後は日々の下値をセリ上げながら回復し注目余地の見方
チタン工業<4098>(東1)は21日、出直りを強めて始まり、取引開始後に8%高の235円(18円高)と年初来の高値244円に迫っている。今期の予想営業利益を前期比4.4倍とするなど大幅増益の見込みで、全体相場に不透明感が漂う中で個別に注目し直す余地のある銘柄との見方が出ている。
第1四半期(4~6月)の連結決算は営業利益が前年同期比60%減となったが、3月通期の営業利益の見通しは前期比4.4倍などと据え置いた。株価は発表翌日(8月14日)に一時5%安。しかしその後は日々の下値をセリ上げながら回復基調となっているため、目先的な業績動向は消化済みの雰囲気が漂っている。(HC)