【株式市場】NYダウの大幅続伸など好感され日経平均は一時177円高と大幅反発し材料株なども強い

株式

◆日経平均の前引けは1万9473円17銭(89円33銭高)、TOPIXは1603.24ポイント(7.12ポイント高)、出来高概算(東証1部)は7億508万株

チャート4 23日(水)前場の東京株式市場は、NYダウの大幅続伸が好感されて株価指数の先物が先行高となり、日経平均は取引開始後に177円48銭高(1万9561円32銭)まで上げた。ただ、その後は円相場がとりわけ対ユーロで円高になり、日産自動車<7201>(東1)などが伸び悩み、日経平均も次第に値を消して前引けは89円33銭高(1万9473円17銭)となった。東証2部指数、東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 夏の暑さが戻り、東レ<3402>(東1)が機能性肌着「エアリズム」への注目再燃となって上げ、住友金属鉱山<5713>(東1)は非鉄金属の国際市場高や次世代電池素材の増産などを手がかりに連日高値を更新。堀田丸正<8105>(東2)などの「ライザップ」関連銘柄が再び動意を活発化させ、リファインバース<6531>(東マ)は新工場の稼動による効率化推進などが期待されて出直り拡大。アサカ理研<5724>(JQS)もリサイクル貴金属などの市況高が言われて再び急伸。

 出来高概算は7億508万株、売買代金は8878億円。1部上場2023銘柄のうち、値上がり銘柄数は1250銘柄、値下がり銘柄数は627銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■歯周病の進行抑制に向け、老廃物除去と免疫調整の2軸で研究  ライオン<4912>(東証プライム)…
  2. ■バリア性能と印刷適性を両立、2030年までに10億円売上目指す  大日本印刷<7912>(東証プ…
  3. ■胃がん・大腸がん対策で「Train the Trainerプログラム」を展開  オリンパス<77…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  2. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  3. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  4. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…
  5. ■価格改定効果に加え9月以降の値上げで業績上乗せが期待される銘柄  今週の当コラムは、9月に価格改…
  6. ■9月1日に値上げラッシュの食品株は日銀バトルで小緩んでも株高持続性  まさに「パウエル・プット」…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る