【株式市場】昼頃からネットワーク障害、接続障害が発生するが円安続き日経平均は一時132円高と強さを保ち反発

株式

◆日経平均の終値は1万9452円61銭(98円84銭高)、TOPIXは1596.99ポイント(4.79ポイント高)、出来高概算(東証1部)は13億4361万株

チャート4 25日後場の東京株式市場は、午後の取引開始前からインターネットの接続障害、ネットワーク障害が発生しはじめたようで、ホームページの閲覧に支障が出たり、大手証券やネット証券の一部で売買ができなくなり、様子見気分が漂った。しかし、為替は取引開始前から円安基調を強めたため、引き続き自動車株や鉄鋼株などが強く推移した。日経平均は14時30分にかけて前場の高値を上回り132円20銭高(1万9485円97銭)まで上げて大引けも高く、前日比で反発した。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)などの大手銀行株が世界的な量的緩和の「出口論」の活発化を受けて強くなり、アセンティック<3565>(東マ)はNVIDIA(エヌビディア)社とのパートナー契約が好感されてストップ高。山王<3441>(JQS)は好業績を再評価する動きの再燃に乗りストップ高。

 東証1部の出来高概算は少なめで13億4361万株(前引けは6億3889万株)、売買代金は1町7138億円(同7847億円)。1部上場2023銘柄のうち、値上がり銘柄数は1172(同1164)銘柄、値下がり銘柄数は711(同695)銘柄。

 また、東証33業種別指数は26業種(前引けは28業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉄鋼、繊維製品、輸送用機器、海運、ガラス・土石、非鉄金属、機械、卸売り、パルプ・紙、などとなった。
(HC)

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